こだわりをもって仕事に対する熱意がある業者さんと出会えれば素晴らしいことです。

私たち金属外装ドットインフォもそのような情熱ある業者さんとより多くのつながりを獲得できるよう活動を継続しています。

しかし、その情熱と実際の成果物(金属外装)の品質が本当に一致するのかどうか、見極める必要があります。なぜなら数ある金属外装専門業者(建築板金業者)の仕事のレベルが一定とは限らないからです。

良い仕事をしていると考えている本人には自覚が無いまま、結果的に手抜きの工事となってしまう可能性があるのです。

手抜きをしている自覚がない職人とは

情熱とプライドを持って仕事をする。素晴らしいことです。

しかし、「早くてきれいな仕事をしている」「自分は仕事ができる」それが勘違いであったらどうでしょう。

職人の多くは仕事を専門の教育機関で習得するわけではありません。主に現場で親方から現場での振る舞い方、掃除、器材出しなど指示され、技術自体は目で盗めの世界です。その務めている業者の技術力以上に育つ人は非常に稀なことになります。まして、勤め先の施工方法がそもそも手抜き工事であったら、それで工事というものを覚えてしまうことになります。

こうして、無自覚に手抜きに「なってしまう」職人が生まれてしまうのです。

もちろん、より高みを目指し各地の高い技術を持った業者の元へ修行へ行き、常に勉強をして新しい技術や手法を取り入れようと考える職人もいます。しかしそれは一握りでしょう。仕事に対する情熱・熱意だけでは、優良業者かどうか見分けるのは難しいことです。

そのため、業者選びを行う際は、仕事への姿勢に加え、実績や対応力、提案力も比較する必要があります。

そのためにも相見積もりをする必要があるのです。

優良業者を見つけましょう

金属外装(建築板金)工事業者を選別する際には、熱意や金額などだけで決めず、あなたのことを一番に考えてくれる優良業者に工事を依頼するようにしましょう。

金属外装(建築板金)工事は工場での大量生産工業製品と異なり、一軒一軒が特注品です。大量生産される工業製品は一定の基準を満たすようにオートメーション化されています。一定の人が組み込む作業領域はありますが、常に同じ作業を繰り返していますので、バラツキは少なくできるでしょう。しかし、金属外装(建築板金)工事はいつもはじめて出会う対象に雨仕舞いを組み、外装材を取り付けて行くのです。当然、施工する業者によって品質には大きなバラツキが生じます。

つまり、「同じような内容であれば、安い方が得だ」ということは当てはまらない、ということです。

複数の業者から見積もりを取り、それぞれの業者の対応、実績を見せてもらいましょう。何よりもあなたの大切なお住まいとその後20年以上の安心した生活のためです。「この人にやってもらいたい」そういった業者を見つけ、納得できる施工をしてもらいましょう。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事