この記事は https://feat.kk-takagi.co.jp/コストダウンという手抜き/ について書いています。

リンク先の物件はTAJIMAというメーカーの三ツ星シングルという材料で、マンションなど大型物件を施工する業者として主に防水業者が施工します。

シングル葺きは金属外装ではありませんが、金属外装を扱う建築板金業者も施工の対象範囲です。

 

この物件はRC造のマンションで、当然ながら大手デベロッパー・ビルダーによる管理の元、屋根工事が行われたはずです。しかしそれでも「手抜き」となる工事となってしまっていました。そして不幸なことに、塗装リフォームをした業者も無知によるものか手抜きによるものか、通気・排水を無視した施工をしてしまい、雨漏りをする屋根を促進させてしまっていたのです。

 

リフォームの、特に塗装というものは、新築時に行われた「マズい施工」をカバーすることはできません。

塗装業者の中には躯体や雨仕舞いの知識も豊富で、塗装工事以外の工程も見据えたリフォームの提案ができる優良業者もいますが、やはり一握りでしょう。特にマンションの営繕となると、依頼する側としても住人達で積み立てた営繕費の予算内で行われることが通常で、「とにかく安く」という依頼になってしまいがちです。屋根というものは普段見えませんので、実際の雨漏りなど実害が出ないとそこまでコストが必要なこととは考えづらいのかも知れません。

 

外観、美観も大切ですが、実際の機能・性能も必要なのが外装です。

そういった視点をもった優良業者に相談、依頼することを強くおすすめいたします。

 

 

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